鉄骨造の解体工事の概要について説明します
鉄骨造とは
鉄骨造の建物は鉄骨骨組みにパネルなどの外装・内装建材を貼って作られてる建物を言います。
鉄骨造の建物は、軽量鉄骨で建てられた小規模なものから、
重量鉄骨で作られた高層ビルなどの大規模なものまで様々です。
木造建築やコンクリート構造とは違う工法で作られているので、この解体方法も異なります。
したがって鉄骨造解体の実績がある解体業者に依頼することが適切であるといえます。
解体方法のみならず、アスベストをはじめとした解体した建材についても
適切な処分を行う解体業者に依頼することが必要となるからです。
解体工事の目安
鉄骨造建物の解体にかかる日数は、その建物規模によって大きく異なります。
小規模な戸建住宅であれば10日以内、5階建のマンションであれば2週間から3週間ぐらいですが、
敷地への進入・搬出経路や前面道路の使用状況・周辺住民への配慮など、
いろいろな条件によって解体にかかる日数は左右されるので
念入りな準備をした上で解体工事を始めることがとても重要です。
解体前の準備
鉄骨造の解体工事に関しても、建築工事と同様に有資格者によって工事を行わなければなりません。
建築基準法上では500万円以上の解体工事を行う場合には解体工事業者登録を行なっている業者によって
工事を行う必要があることに注意しなければなりません。
また解体工事ではクレーン・ショベルカーなどの重機を扱うので
運転作業者がそれぞれの資格を種有している必要があります。
解体前には施工計画書類を解体業者が作成して法令上の確認・近隣住民への告知(挨拶)を行う必要があります。
事前に現場周辺の状況を確認して安全対策を練ることは勿論ですが、
建設リサイクル法・労働基準法・産業廃棄物処理法といった各法令の確認・遵守も求められます。
解体工事では多くの騒音・粉塵が発生しますので、
近隣住民に対しても一軒一軒挨拶回りを行って工事の内容説明を行い、了解を得る作業がとても重要です。
近隣説明を怠ることは工事中のトラブルや事故を起こす原因にもなりかねません。
解体工事の流れ
工事に入る前に、「足場の養生・設置」を行います。
建物の高さによって足場の高さは異なりますが、
周囲への粉塵・騒音を少しでも軽減するために養生はしっかりと行うことが重要なポイントです。
足場の養生・設置後にまず、「内装の解体」を行います。
内部に残っているものやガラス・サッシ・内装ボードなどを撤去していく作業です。
細かいものが多いので手作業での解体が主となります。
内装の解体後、屋根・外装材の解体作業に入ります。
ここからはクレーン・高所作業車などで撤去を行なっていきます。
屋根・外装材にアスベストが使われている場合には、
アスベスト除去専門業者に依頼しなければなりませんので注意が必要です。
そしていよいよ地上解体、つまり鉄骨骨組みの解体に入ります。
鉄骨造の場合には鉄骨カッターを使って鉄骨を細かく分断していきます。
分断が終わり地上の鉄骨が全て解体されたところで吊り具・クレーンで鉄骨を撤去します。
最後に「基礎の解体」を行います。
基礎を解体するには圧縮機・掘削機などを使用しながらコンクリートを破壊しながら進めていきます。
地中ゴミや障害物が埋まってたり、井戸や浄化槽などが埋設されている場合もあります。
それらの撤去については追加工事になる場合もあるので撤去費用もある程度の余裕を持って
準備することが必要です。
以上で解体作業は終了となります。
作業終了後にはかたずけと整地を行い敷地全体を綺麗な状態にします。
ローラーなどを使って敷地を整地していきますが、次の工事のためにできる限り平坦しておくことは重要です。
敷地周辺にも工事のゴミなどが散乱していないかを確認することも重要なことです。
山梨県の解体作業は有限会社八幡実業にお任せ下さい。
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