解体工事の方法って?知っておくと役立つ方法を紹介
解体工事は業者が基本的に行う必要があります。
しかし、家屋解体の方法を知っておくと、自分でもできることが意外に多くあり、業者への協力が可能となったり、依頼した解体工事がスムーズに進む場合も少なくありません。
今回は住宅の解体工事の流れを紹介し、自分でもできることについて解説していきます。
解体工事を検討している方にとってきっと役立つ情報が得られるでしょう。
住宅の解体工事の流れとは?
住宅の解体工事の流れは基本的に次の7ステップで実施されます。
1・養生
2・屋根解体
3・内装や設備の撤去
4・基礎解体や重機使用
5・がらの分別撤去
6・整地
7・清掃
これらについて解説していきます。
解体工事の方法の流れ6ステップ
最初に住宅の周囲を養生していきます。
囲いを作って騒音を防いだり、解体に伴うほこりが拡大しないようにしていきます。
防音、防塵対策をしつつ足場の作成も進める流れです。
このタイミングで近所に業者とあいさつに行くことも少なくありません。
次に屋根を解体していきます。
材質ごとに分別しつつ、瓦を撤去したり、樋などの鈑金部分を取り除いたりするのもこのタイミングです。
3ステップ目は、内装や設備の撤去です。
石膏ボードを取り外したり、床材をはがしたりする内装の撤去作業を実施しつつ、建具なども取り外していきます。
もし石綿などがあれば、事前に除去作業も実施するタイミングです。
4ステップ目は重機を使って解体します。
中に何もなくなった状態で重機を用意して、どんどん壊していく流れです。
一般に解体工事といえば、このシーンをイメージする方も多いのではないでしょうか。
5ステップ目は、重機で解体したあとに残ったコンクリート片や木片を分別して片づけていきます。
これらの残骸は「がら」といわれており、がら撤去とも呼ばれる作業です。
がらは、土に埋まっているものも多いので掘り出して撤去することも珍しくありません。
そして足場撤去もしていきます。
6ステップ目は整地です。
がらを撤去しても周囲はでこぼこの不整地になっています。
そのため、重機などを使用して平坦な土地に整地していきます。
最後に周囲を清掃して解体工事が完了しますが、養生の撤去も並行して行われます。
次の項目では自分でできるものについて解説しましょう。
自分でしておくとスムーズな解体工事の作業
自分でしておくとスムーズな解体工事の作業は、インフラを止める、近隣挨拶、片づけ、建物滅失登記の手続きです。
インフラは電気やガスを止めておく手続きです。
この手続きをしないと、そもそも安全に解体工事ができません。
ただ、水道については防塵対策で散水をするケースもあるので、止めないようにしましょう。
近隣の挨拶もしておきます。
業者と一緒にすることが多いものの、それ以前にしておくと、より近隣との関係がスムーズです。
片付けもしておきましょう。
解体工事業者が内装解体の際に不用品の片づけをすると工期が伸びるだけでなく、作業にも支障があります。
難しければ自分で片づけ業者を手配したり、きれいにしておくのがポイントです。
最後が建物滅失登記の手続きです。
これは基本的に自分で実施します。
建物が取り壊されてから1ヶ月以内に手続きをする必要があります。
手続きには解体業者が発行する証明書類が必要になるので、あらかじめ伝えておくとスムーズに受け取れるでしょう。
まとめ
住宅の解体工事は主に6ステップで進められます。
ステップには整地や清掃まで含まれるものです。
いずれの手順も知っておくと、流れが把握できるだけでなく片付けや手続きなど自分でできることも探せます。
紹介したこと以外にもできることがありそうなら、解体工事業者に相談してみましょう。
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